セロトニン症候群は自律神経と体と脳の3つの症状に分類される

セロトニン症候群と言われる症状は、脳内にあるセロトニンと言われる神経伝達物質が過剰に分泌されてしまった際に起こる症状で、その主な原因はうつ病等の治療薬であるSSRIと言われるフルボキサミンやセルトラリン等の大量投与や、他の薬との併用時等に現れる症状です。

 

①セロトニン症候群の3つの症状
このセロトニン症候群の症状は大きく3つに分類されます。

 

1つ目は自律神経系への症状、2つ目は体神経系への症状、そして3つ目は脳認識機能への症状です。

 

自律神経系への症状としては、吐き気や体温の上昇、血圧の上昇、異常発汗心拍数の上昇等が挙げられます。

 

次に体神経系への症状としては、筋肉の痙攣、身体の硬直や震え等が有ります。

 

更に脳認識系の諸症状としては、精神状態の錯乱や混乱、昏睡、興奮や頭痛等が挙げられます。

 

これらの症状は軽度の物から重度の物迄有り重度の場合にはセロトニン中毒と言われ死に至ってしまう場合もある為、充分な注意が必要になります。

 

②セロトニンとはどの様な物質
そもそもセロトニンはノルアドレナリンやドーパミン等と並び三大神経伝達物質と言われており、人間の精神面では大変に大きな役割を担っている物質で、心と身体の安定や精神的な安らぎに大きく関与している事から「幸せホルモン」とも呼ばれている物質です。

 

その為一般的にはこのセロトニンが不足してしまうと、うつ病や不眠症等の精神疾患に陥ってしまうとされております。

 

しかし、これらの精神疾患に陥ってしまった場合、処方される治療薬の副作用としてこのセロトニン症候群と言われる症状を発症してしまう場合が有ります。

 

③セロトニン症候群が疑われる症状
注意しておく事は、精神疾患の為の治療薬の服用を始めた直後や治療薬を増量した直後に次に様な症状が現れた場合です。

 

精神的に落ち着かない、気持が不安になったりイライラが強くなる、興奮した状態になる、足しや目が勝手に動いたり身体が震えたりする等です。

 

更にこれらの症状に加え異常な発汗や発熱等の症状が見られた場合には、セロトニン症候群の可能性が高く速やかに医師の診察を受ける事が大切です。

 

まとめ
セロトニン症候群は目に見えないホルモン物質の分泌が原因ですので素人判断は大変危険です。

 

症状が疑わしい場合には速やかに医師の診察を受け適切な治療が必要になります。

 

セロトニンと睡眠の深い関係とは?セロトニンを増やすコツも!

幸せホルモンとも呼ばれ、心のバランスを取って幸福感・満足感を得やすくすることで、心身ともにイキイキと過ごすのに役立ってくれるセロトニン。

 

そんなセロトニン、実は睡眠にとっても非常に重要な役割を果たしてくれると言われています。

 

ここでは、セロトニンと睡眠の深い関係についてご紹介します。

 

セロトニンを増やすコツも合わせてご紹介します!
◆セロトニンが睡眠に大事なのはなぜ?
睡眠不足になると肌荒れしたり太りやすくなる・免疫力が低下するなど美容・健康上にも様々な悪影響があるだけでなく、うつ病になるリスクが上がるなど、精神面に対しても大きなデメリットがあります。

 

セロトニンが睡眠にとって重要だと言われるのは、睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンの材料になるからです。

 

メラトニンは脳の松果体から分泌され、副交感神経を優位にして自然な眠りに導く働きがあるホルモン。

 

もしセロトニンが不足しているとメラトニンも十分に作られないため、睡眠の質も下がってしまうのです。

 

またセロトニンには、喜びや快感を司るドーパミンや、覚醒作用があり集中力・やる気を高める働きのあるノルアドレナリンの暴走を抑える作用もありますから、セロトニンが不足するとこれらの神経伝達物質を抑えられずに交感神経が優位になり、リラックスできずに寝つきが悪くなってしまいます。

 

◆セロトニンを増やして睡眠の質を上げるコツは?
セロトニンを増やすために有効なことはいくつかあります。

 

まずは朝太陽の光を浴びること。

 

目覚めたらすぐカーテンを開け、しっかりと太陽の光を浴びましょう。

 

実際、北欧などの日照時間の少ない国では「冬季うつ病」が多く発症しているとされており、これは太陽の光を十分に浴びないことでセロトニンが不足してしまっていると考えられます。

 

さらに、ウォーキングやスクワット、ダンスなどの一定のリズムを刻んで動く「リズム運動」がセロトニンを増やすのに有効だとされています。

 

そしてセロトニンは運動開始後5分後位から増えていき、20~30分でピークに達するため、出来れば20~30分程度は行うようにしましょう。

 

それ以上継続して疲労感を覚えるくらいになると、逆にセロトニンは減少してしまうので注意してくださいね。

 

◆まとめ
セロトニンと睡眠の関係と、セロトニンを増やすコツについてご紹介しました。

 

「最近あまりぐっすりと眠れていない…」と言う人は、是非ここで紹介した方法を試してみて下さいね。

 

うつ病は発症原因・治療環境・重症度などで治療期間は異なる

「うつ病とは気長に付き合う」
うつ病の発症原因のひとつに、精神的ストレスがあります。

 

死別にストレスを感じる方は多いですが、
新しい命が誕生してストレスを感じる方もいるなど、精神的ストレスは人によって受け止め方が異なります。

 

精神的ストレスを感じ難い方もいれば敏感な方も、精神的ストレスに敏感な方でも敏感な時と敏感でない時もあり、精神的ストレスをコントロールすることは容易ではありません。

 

うつ病の原因が物体であれば、遠ざかることで症状を緩和することが可能ですが、精神的ストレスは受け止め方次第でどこにでも現れるため治療が困難、そのためうつ病は気長に治療をすることが望ましいです。

 

「うつ病のメリット」
ストレスと感じるか感じないかは受け止め方次第、そのため物事を楽天的に捉える方はうつ病になり難いとされています。

 

うつ病患者からすると楽天的な思考の持ち主は羨ましく思えますが、楽天的な方は危機に対しても楽天的なため、警戒心のあるうつ病患者より、危機の対応が遅れ被害が増大するとも言われています。

 

健常者はお金を掛けないと生活に満足が得られませんが、うつ病の方は普通な生活を送れるだけでも幸せを感じられるため経済的です。

 

うつ病をマイナスと捉える方が多いですが、プラスを増大させるより、マイナスをプラスに変えるほうが大変、うつ病を克服する価値は十分にあります。

 

「うつ病の治療は専門医」
うつ病を発症する方が多い今日、精神科以外でもうつ病に利く薬を処方されますが、精神疾患に限らず病気は早期の適切な治療が大切です。

 

男性が腹痛時に産婦人科へ行かないように、物事には適材適所があり、うつ病になったら精神科病院へ早期に行きましょう。

 

素人判断で様子見をするのは危険、うつ病は悪い思考回路に陥っているため、「鉄は熱いうちに打て」ではありませんが、早い段階で正しい思考回路に導く必要があります。

 

そのためには、うつ病治療の経験が豊富な専門医に掛かることが賢明とされています。

 

「異なる治療期間」
個人クリニックでは入院治療が出来ないため、重度のうつ病でも即日に返されます。

 

入院施設が整った病院では、患者自身や周囲に危害を加える可能性がある者に対しては、強制隔離することも法的に可能、その場合は長期の入院になることもあります。

 

患者にとって入院はストレス、強制隔離になると更にストレスは増大、しかし、入院治療なしでは重度のうつ病を緩和させることは困難です。

 

うつ病が重度化すると治療が困難なため、うつ病は早い段階で治療に望むことが、早期回復への唯一の手段です。