思春期には大半の方が悩むニキビですが、大人になってからも定期的にできてしまったり、30代以降になるとさらに「大人ニキビ」と呼ばれる根の深いニキビができてしまって厄介ですよね。
ニキビの発生には過剰な皮脂や溜まってしまった古い角質、空気中のホコリなども影響していますが、それだけでは膿んでしまうような痛いニキビにはなりません。
頑固なニキビには、ある菌が大きく関わっているのです。
ニキビと菌の関係…悪化するメカニズム
アクネ菌というのは、元からヒトの肌にも棲んでいるものではあり、ふだんは特別大きな害が出ることはありません。
しかし、皮脂が過剰に出ていたり、毛穴が詰まっている部分があると、そこに入り込んだアクネ菌が悪さをすることになります。
アクネ菌が皮脂などを栄養にして、炎症を起こす物質を生み出してしまうからです。
これがひどくなると、ニキビがなかなか治らなかったり、跡になってしまうような赤いニキビになったりします。
そのため、まずは毛穴を綺麗に保つことと、アクネ菌を追い払うことが重要になってくるのです。
まずはスキンケア用品で殺菌してみる
アクネ菌をはじめとした、ニキビができたり、悪化したりする原因になる菌が肌につかないようにするためには、一体何をすれば良いのでしょうか。
洗顔をきちんとすることも、もちろん大事です。
ひどいニキビで悩んでいる方は、殺菌効果の高い洗顔料やふきとり化粧水などを取り入れてみましょう。
ただし、洗いすぎには注意しましょう。
皮膚の潤いと健康を保つのに必要な成分を取りすぎてしまうおそれがあります。
予防するには、ある「癖」の改善が必須
ニキビができやすい方の共通点として、ある癖が挙げられることがあります。
それは「頬杖をつく」「緊張したときに鼻を触る」など、顔を無意識にたくさん触ること。
手には思いのほかさまざまな雑菌が付着しているため、顔を触る癖はなるべく改善したほうがニキビ対策には良いとされています。
まとめ
最近ではニキビ専用のスキンケア用品も充実し、以前よりぐっとニキビ対策がしやすくなってきました。
毎日のちょっとした習慣にも気をつけることで、より美しい肌を手に入れることができるようになるでしょう。